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スタートアップで働くことのメリットとデメリット

はじめに

就職先を決めるとき、多種多様な選択肢がありどうしようか迷うことが多いと思います。大きな決断としては福利厚生が整っている大企業を目指す、起業して数ヶ月から数年しか経っていないベンチャーやスタートアップ企業を目指す、大企業とスタートアップ企業の中間の中小企業を目指すなどの選択肢があると思います

本記事では、この中でもスタートアップ企業で働くことの長所と短所を探り、自分にとってその道に進むことが正しいかどうかを判断するのに役立てたいと思います。

スタートアップ企業で働くメリット

1. フレキシブルな労働時間を享受できる

スタートアップで働く利点は柔軟な労働時間を享受できることです。時間的な制約がないため、自分の都合の良い時間に働くことができ、育児や趣味など他の仕事と両立させることができます。

2. インパクトを与える

スタートアップで働くと初日からインパクトを与えることができます。スタートアップは機敏な組織なので小さな変化でもすぐに大きな影響を与えることができます。そのため、スタートアップで働くことは、時間の経過とともにビジネスがどのように成長し発展していくかに影響を与える機会を与えてくれるのです。

3. 新しいスキルを身につける機会

社員が新しいスキルや知識を身につける機会を得られることです。また、スタートアップは多様なバックグラウンドを持つ人を採用する傾向があるため、社員はさまざまな視点やアイデアに触れることができ、より豊かなプロフェッショナルになることができます。

4. より大きなものの一部となるチャンス

スタートアップは成長への伸びしろが多くあり、成功すれば多くの人々に仕事や機会を提供する企業になることが多いです。スタートアップに入社することで、自分よりも大きなものの一部となりその過程で何か新しくワクワクするものを生み出すことに貢献することができます。

5.手厚い報酬体系

スタートアップは、優秀な人材の入社が成功の鍵を握っていることを理解しており、優秀な人材を惹きつけるために手厚い報酬体系を用意していることがあります。このような報酬制度には、ストックオプションやボーナスなどが含まれ、経済的な面だけでなく仕事面でも非常にやりがいのあることです。

スタートアップ企業で働くことの短所

1. 労働時間が長い

スタートアップで働くデメリットは、ビジネス環境のペースが速いため常にやるべきことが多く、通常よりも長時間労働になる可能性があることです。これは、適切に管理されないと燃え尽き症候群につながる可能性があるため、仕事以外の生活でもバランスを保つために自分の仕事量を把握することが重要です。

2. ストレスの多い環境

スタートアップで働くことのもう一つの欠点は、投資を早く回収するために結果を早く求めるリーダーや投資家から高い要求をされるためかなりのストレスになることです。このようなストレス要因を認識した上で、自分の期待に沿った働き方をすることが重要です。

3.雇用の保証がない

多くのスタートアップは1年ないし5年以内に倒産するため、たとえビジネスが成功しても、あなたの地位が保証されるわけではありません。リスクよりも安定を求める人には難しいかもしれませんが、何が起こるかわからないプレッシャーの中で、一夜にして計画や戦略が大きく変化するような状況を得意とする人にとっては、やりがいのあるチャレンジになるかもしれません。

4. 限られたリソースとサポート

大企業のように多額の予算や追加人員を確保できないため、リソースに限りがあり、自由に使えるリソースが豊富な競合他社に対して成功することが難しくなります。さらに、最初は人事部のような部署を持つ可能性は低いです。そのため、組織内で起こる突然の変化のために急遽問題が発生しても同僚以外に迅速に解決できる人がいないため、職場での問題解決はより困難になる可能性があります。

5. キャリアアップの機会の欠如

初期メンバーでない限り、ほとんどのポジションがすでに経験豊富なプロフェッショナルで埋まっており、キャリアアップの機会が少ない可能性があります (新サービス立ち上げでポジションを増やすなどはあるかも知れませんが)。さらに、スタートアップはすべてが完璧になるまで待つのではなく、製品やサービスを迅速に提供することに重点を置いているため、途中でミスが起こり、納期が遅れたり満足のいかない結果になったりすることがあります。

まとめ

スタートアップ企業で働くことは、個々の状況に応じて、やりがいのある経験と挑戦的な経験の両方の側面があります。

あなたが柔軟性、迅速な成長の機会、ストックオプションなどの報酬などを魅力に感じられるのであれば、スタートアップで働くことは検討する価値があります。

しかし、安定性や周りのサポートのなどを重視するのであれば、規模の大きい会社の方が合っているかも知れません。

ちなみに私は「若い時はスタートアップで時間を気にせず働いてみる」派です 笑