はじめに
大学で友達を作り、社会に溶け込むことは、多くの学生にとって大量エネルギーを使いコミュニケーションが苦手な方には特に困難に思えます。
高校生活から大学生活への移行期であり、ストレスの多い時期でもあります。
新しい環境と周囲の不慣れな人たちに圧倒され、怖気づくこともあるでしょう。そのため、自分の殻を破り他の人と有意義な関係を築くのは難しいかもしれません。
しかしながら、大学で友達を作り社交的に溶け込むために使える戦略がいくつかあります。
この記事では10つの方法について説明します。
1. 何かの活動に参加する
新しい人と出会い、人間関係を築くのに最適な方法のひとつが、キャンパスで活動に参加することです。とりあえず出会わなければ何も始まらないので家や寮や図書館でじっと機会を待つのではなく、興味のあるクラブや団体を探し、そのイベントやミーティングに参加しましょう。そうすることで、自分と同じような興味や情熱を持つ人たちと交流する機会を得ることができます。またこうした活動に参加することは、自分に自信をつけ帰属意識を高めることにもつながります。
2. スポーツチームに参加する
スポーツチームに参加することも、大学で友達を作り、社交的に溶け込むための素晴らしい方法です。体を動かすだけでなく、練習や試合を通じて他のメンバーとの絆を深めることができます。時間が経つにつれて、チームメイトと強い友情を築くことができるかもしれません。
3. ルームメイトに声をかける
寮に住んでいる人は、ルームメイトと仲良くなる機会を作りましょう。まず自己紹介をし、相手の経歴や趣味について質問してみましょう。相手に興味を示すことは、信頼関係を築き、有意義な関係を築くのに大いに役立ちます。
4. キャンパスイベントに参加する
ほとんどの大学は、講義、映画上映、コンサートなど、年間を通して数多くのイベントを開催しており、これらは新しい人と出会い、クラス外で交流する素晴らしい機会となっています。ですから、一日のうちで1つか2つ、こういったイベントに参加する時間を作ってください。もしかしたら将来を左右する出会いも待っているかも知れません。
5. ソーシャルメディア・プラットフォームを活用する
Facebook、Instagram、Twitterなどのソーシャルメディアは、大学生の間で非常に人気があります。同じ趣味を持つ仲間と交流したり面白い投稿をすることで、周りの人と会話が弾むかもしれません。
6. 在学生向けのサービスやリソースを活用する
ほとんどの大学は、カウンセリングセンター、ヘルスクリニック、キャリアセンターなどの在学生向けのサービスを提供しており、すべての学生が無料で(またはわずかな料金で)利用することができます。これらのサービスは、学問的な成功のための貴重なリソースを提供するだけでなく、個人的なレベルでも学生同士がつながることができるサポートネットワークを提供しています。
7. キャンパス内や地域でボランティア活動をする
ボランティア活動は、自分と同じような価値観を持つ新しい人と出会うことができる素晴らしい方法です。大学では年間を通してボランティアプロジェクトを開催していることが多いので、そういったものに目を向けてみてください。地域社会でボランティア活動をすることも、周りの人たちと関わりを持つための素晴らしい方法です。
8. 仲間と楽しく過ごす時間をつくる
友達作りは人脈作りだけでなく、一緒に楽しむことも重要です。勉強だけではなく、毎週(あるいは毎月)友人と遊ぶ時間を作りましょう。ボードゲームをしたり、外食したり、何も考えずに一緒に楽しみましょう。
9. どこでも新しい友人を作るためにオープンであること
クラス、クラブ、団体、スポーツチーム、勉強会など、可能性は無限です。最初はどんなに怖くても、オープンマインドでフレンドリーであることが大切です。なぜなら、その人たちがいつの日かあなたの親友になるかもしれないからです。
10. すぐにうまくいかなくてもあきらめない
最後に、すぐにうまくいかなくてもあきらめないでください。何度もチャレンジして、自分に合った方法を見つけてください。
まとめ
私は海外の大学に入学したのですが、英語が流暢に喋れず友人を作るのに苦戦しました。やはりスポーツクラブやアニメクラブに参加することによって共通の話題を持つ友人が作れましたし、留学生同士のイベントに積極的に参加することによって同じ英語レベルの友人を作ることが出来ました。お互い英語しか共通言語がないので一生懸命伝えようとしますし、異なるカルチャーを知るのも楽しかったです。今でも良き友人でいます。
大学生活で友達を作り、社会に溶け込むのは大変なことですがキャンパスでの活動、スポーツチームへの参加、ルームメイトやクラスメイト、オンラインやオフラインでの仲間との連絡などの活動を通して、学生は卒業後も続く有意義な関係を築くことができるはずです。